1.競技全般について
(1)競技方法および順位
【EUクラス】(エントリー10ペア)
㈰ 1次ラウンドは各5チームの2ブロックに分かれ、
総当たりリーグ戦(ラウンドロビン方式)により各ブロック内の順位を決定する。
㈪ 各ブロックの1位同士により決勝戦を、2位同士により3位決定戦を行う。
【NEクラス】(エントリー5ペア)
総当たりリーグ戦(ラウンドロビン方式)により順位を決定する。
(参考)ラウンドロビン方式における順位決定方法
㈰ 該当試合の勝率により順位を決定する。
㈪ 2チームが勝率で並んだ場合は、その直接対戦の勝敗により決定する。
㈫ 3チーム以上が勝率で並んだ場合は、取得ゲーム率により決定する。
(2)競技クラスおよび有効バウンド数
【EUクラス】(アイマスク使用者同士ペア)
ペアを組む2名とも、アイマスクを着用すること。
(アイマスクについてはアイシェードも可とする。以下同様。)
3バウンド後の打球まで有効。(注)
【NEクラス】(アイマスク使用しない者同士ペア)
ペアのいずれも、アイマスクを着用しない(不要)。
2バウンド後の打球まで有効。(注)
(注)
各クラスの有効バウンド数以内であれば、コート外での打球(返球)も有効。
なお、ボールのイン、アウトは、1バウンド目の着地地点で決定され、
それがインであれば、2バウンド目以降はコート外でもインプレーとなる。
ただし、2バウンド目以降にボールがパーマネント・フィクスチュアに
触れたときは、打ったプレーヤー側ペアの得点としてポイントが確定する。
(3)競技規則
㈰ コートは、JBTF競技規則に定めるシングルス用コートを準用する。
㈪ ラリーはペアのどちらが返球してもよいが、
一人が常にコート外に出ているなど、明らかに試合に参加していないと
審判が判断した場合は、警告の後、失点とすることがある。
㈫ 試合中、プレーヤーに対するペア以外の第三者よりのコーチングは禁止する。
㈬ その他、日本ブラインドテニス連盟(JBTF)制定の競技規則に準じる。
(4)使用具
㈰ 競技ボールは、JBTF公認球を使用する。
ただし、NEクラスにおいても本大会では黄色ボールのみとする。
㈪ 全長23インチ以下(注)の硬式テニスラケットまたはそれに準じるテニスラケット
とする。試合直前に長さを測定し、規定外のものについてはそのラケットを試合に使用す
ることはできない。
なお、JBTFの指針により、23インチとして販売されているラケット
であれば、全長60cmまで認める。
(注)JBTF競技規則では、ラケットの全長は22インチ(約56cm)以下と定められて
いるが、JBTFによる、ラケットの長さによる競技への影響に関する実証実験に協力するた
め、本大会においては23インチのラケットの使用を認める。
(JBTF「23インチラケットの競技大会における試験的使用について」参照)
(5)試合中の服装
体育館を使用するため、必ず体育館用シューズを使用してください。
その他特に規定しないが、スポーツのできる服装でお願いします。
なお、体育館内は暖房がないためご留意ください。
2.試合方式について
(1)試合方式
4ゲームマッチ(ショートセット方式)ノーアドバンテージとする。
相手より2ゲーム以上の差をつけて先に4ゲーム以上を取得した側が
勝者となる(5−3、4−2など)。ただし、スコアが4ゲームオールと
なった場合は、タイブレーク・ゲームを行う。
(2)タイブレーク・ゲーム
タイブレークは、7ポイント先取、2アップ方式とする。
相手より2ポイント以上の差をつけて先に7ポイント以上を取得した側が
その試合の勝者となる。(6−6となった場合、2ポイント差がつくまで
タイブレーク・ゲームを続ける。)
(3)ノーアドバンテージ
デュース(40-40)となった場合、次の1ポイントを先取した側が
そのゲームを取得する。その際、レシーバー側ペアがレシーブサイド
(=レシーバー)を選択する。
(4)エンド・チェンジ
㈰ エンド・チェンジは奇数ゲーム終了ごとに行う。
なお、本大会ではタイブレーク中のエンド・チェンジは行わない。
㈪ エンドの交代は、90秒以内とする。しかし第1ゲーム終了後は、
エンドを交代する時でも休憩はできない。ただし水分補給を行うことはできる。
(5)ポイント間
ポイント間については、通常は20秒であるが、ペア間でのポジション確認等を考慮し
、本大会では制限時間は設けない。ただし、遅延行為と判断される場合には主審より注意
を行う。
(6)試合制限時間
大会日程の都合上、次のとおり試合時間に制限を設ける。
全試合共通: 25分
㈰ 試合開始後、上記の所定時間を経過しても試合が終了していない場合は、
その時点で行われているゲームの終了をもって試合終了とする。
㈪ ただし、そのゲームが奇数ゲームの場合(4-3, 3-2, 3-0など)は、
次の偶数ゲームまで行うものとする。
㈫ 試合制限時間の経過後に(すなわち上記㈰または㈪の結果)
カウントがオールとなった場合は、タイブレーク・ゲームにより勝敗を決する。
3.試合前について(サービス権、練習)
(1)サービス権、エンドの選択
サービス権、エンドの選択はジャンケンとする。ジャンケンの勝者は、次のいずれかの
選択を行う。
a. 第1ゲームにおけるサーブまたはレシーブを選択する。この場合、ジャンケンの敗者
はエンドを選択する。
b. 第1ゲームにおけるエンドを選択する。この場合、ジャンケンの敗者はサーブまたは
レシーブを選択する。
(2)試合前練習
試合前の公式練習は,各選手、デュースサイド(右)1本、
アドバンテージサイド(左)1本のサーブを行う
(レシーバーはリターンすることができるがラリーは行わない)。
4.競技運営側からのお願い
(1)競技進行にご協力ください。 出場される試合の前の試合が開始
されましたら、コート付近にて待機しているようにお願いします。
(2)プレーの妨げにならないよう、定められた場所で観戦してください。
(3)インプレー時は、ベースラインの後方を横切らないでください。
(4)飲食・喫煙は定められた場所で行ってください。
(5)体育館内に敷設してある用器具は、使用しないでください。
(6)ゴミはお持ち帰りください。
(7)十分に水分摂取をしてください。体調管理には十分注意し、無理のないようにお願
いします。
(8)会場設置の自動販売機は売り切れが予想されます。飲み物は事前に用意してください。
(9)弁当を注文の皆様、弁当は一つ650円お茶付きです。
(10)お困りのことがありましたら、お気軽に事務局までお問い合わせください。
以上
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