【目次】
 1.競技コート
 2.用具・服装について
 3.競技方法および試合方式
 4.試合方式に関する補足 
 5.試合前について(サービス権、練習)
 6.審判団からのお願い
 7.競技運営側からのお願い

1. 競技コート

(1) コートの規格(JBTF競技規則付録1に記載のIBTAルールによる)
 ■B1クラス
  サイズ: 縦12.8m / 横6.10m
  サービスライン: ベースラインから1.80m/ネットから4.60m
  ネットの高さ: 83cm
 ■B2およびB3クラス
  サイズ: 縦18.28m / 横8.23m
  サービスライン: ベースラインから2.74m/ネットから6.40m
  ネットの高さ: 90cm

2. 用具・服装について

(1)競技ラケット
JBTF理事会による通知(会員メルマガ2025年5月19日配信[JBTF:00407]及び7月31日配信[J
BTF:00415])に従い、
フレーム全長の制限は29インチ(73.7cm)とする。

(2)ボール
① 使用球はJBTF公認球とする。
② B2・B3クラスにおいては、黄色または黒色のボールを選択できる。
ボールの選択はサーバーが行い、サービスゲームごとに変更できるが、
同一ゲーム中は変更できない(タイブレークも1ゲームと見なす)。
③ B1クラスにおいては、黄色ボールのみを使用する。

(3)服装等
① 試合時の服装:選手は上下テニスウェア、もしくはその他のテニスにふさわしいスポ
ーツウェアを着用すること。
② B1クラス出場選手は、競技領域内では常にアイマスクまたはアイシェード
を着用し、主審の許可なく外してはならない。

3. 競技方法および試合方式

(1)競技方法:
競技クラス別のリーグ戦とし、各選手1日3試合を基本とする。
なお、エントリーが少数のときは、B1クラスは男女混合、
B2/B3クラスはクラス合併にて実施する場合がある。

(2)試合方式:
 4ゲームマッチ(ショートセット方式)(注)ノーアドバンテージとする。
 注)4ゲームマッチ(ショートセット方式):
相手に2ゲーム以上の差をつけて4ゲーム以上を先取した側がその試合の勝者となる。
ただし、4-4となった場合はタイブレーク・ゲームにより勝敗を決する。

4. 試合方式・競技規則に関する補足

(1) コーチング
① 本大会ではトライアルとして、選手が指名するコーチ
またはサポーター1名(資格の有無は問わない)によるコーチングを認める。
② 試合開始後におけるコーチングは、原則としてエンド・チェンジ時にのみ
行うことができるものとし、時間はエンド・チェンジに認められた時間内とする。

(2) サーブ時の声掛け(JBTF競技規則付録3に記載のIBTAルールによる)
サーバー ”Ready?”
レシーバー ”Yes.”
サーバー ”Play.” → サーブする

(3) ノーアドバンテージ
全試合、ノーアドバンテージ方式を採用し、デュース(40-40)となった場合、
次の1ポイントを先取した側がそのゲームを取得する。
その際、レシーバーがレシーブサイドを選択する。
(4) タイブレーク・ゲーム
7ポイントのタイブレーク・ゲームを行う。
すなわち、2ポイント以上の差をつけて7ポイント以上を先取した側がその試合の勝者と
なる
(ポイント6?6となった場合、2ポイント差が付くまで続行する)。
ただし上記は、大会の進行状況などにより変更する場合もある。

(5) エンド・チェンジ(コート・チェンジ)
① エンド・チェンジは、奇数ゲーム終了ごとに行う。
また、タイブレーク・ゲームにおいては、6ポイントごとに行う。
② エンドの交代は90秒以内に行うものとし、その間に水分補給を行うことができる。
ただし、第1ゲーム終了後、およびタイブレーク中については、水分補給はできるが休憩
を取ることはできない。

(6) 試合に関する時間制限について
大会日程の都合上、次のとおり試合時間に制限を設ける。
4ゲームマッチの試合 20分
試合開始後、上記の時間を経過しても試合が終了していない場合は、
その時点で行われているゲームの終了をもって試合終了とする。
このとき、
① 2ゲーム以上の差が付いている場合、試合終了とする。
② ゲームカウントがオールの場合、タイブレークにより勝敗を決する。
③ 上記最終ゲームが奇数ゲーム、かつ1ゲーム差の場合(4-3, 3-2など)は、
次の偶数ゲームまで行うものとする。その結果、ゲームカウントがオールとなった場合は
、タイブレーク方式により勝敗を決定する。

5. 試合前について(サービス権、練習)

(1)サービス権、エンド(コート)の選択
 サービス権またはエンドの選択権を決めるトスはジャンケンとする。
ジャンケンの勝者は、次のいずれかの選択を行う。
 A) 第1ゲームにおけるサーブまたはレシーブを選択する。
この場合、ジャンケンの敗者はエンド(コート)を選択する。
 B) 第1ゲームにおけるエンド(コート)を選択する。
この場合、ジャンケンの敗者はサーブまたはレシーブを選択する。

(2)試合前練習
 試合前の公式練習は,両選手、デュースサイド(右コート)2本、
アドバンテージサイド(左コート)2本のサーブを行う
(レシーバーはリターンすることができるがラリーは行わない)。

6. 審判団からのお願い
 主審の判定に対しての質問は受け付けます。また、フォールト、アウトとなった場合の
距離と方向に関する質問は、主審に行ってください。

7. 競技運営側からのお願い
① 競技進行にご協力ください。出場する試合の前の試合が開始しましたら、
コート脇の選手待機場所にて待機していてください。
② プレーの妨げにならないよう定められた場所で観戦してください。
特に各コートのベースライン後方にはとどまらないようにしてください。
また、インプレー時は、ベースラインの後方を横切らないでください。
③ 飲食・喫煙は定められた場所で行ってください。
④ 体育館内に元から敷設してある用具や器具は使用しないでください。
⑤ ゴミはお持ち帰りください。
⑥ 十分に水分摂取をしてください。
試合直前にはウォーミングアップをしっかり行うなど、体調管理には十分注意し、無理の
ないようにお願いします。
⑦ お困りのことがありましたら、お気軽に本部席までお問い合わせください。

以上